続き

最近、涙が出る機会が増えた。悲しみの涙が、苦しみの涙か、淋しさの涙かはわからないけど、一人でいても大勢でいても自然と涙が出てきそうになる。お酒を飲んだときはなおさらだ。サークルの追いコンは忙しいと言って欠席したが、本当の理由は違う。

こんなことを考えるようになったのは最近だろうか。院試が終わってから徐々に自分に疑問を抱き、社会にも疑問を抱き、大人に疑問を抱き・・・。顔のない人間としゃべることでその疑問を押さえつけていたような気がする。

昨日、といっても日付で言えばこの日記の日付であるが、研究室の先輩と2人だけで話す機会があった。彼もまた、同じような次元の悩みを抱えていた。就職・進学どうこうじゃなくて、もっと根本の部分を。俺は先輩に、自分が悩みを抱えていることだけを伝えた。すると、いつでも話したかったら付き合うよと言ってくれた。

俺は昔からあまり人に相談する人間ではない。一人でできることはできるだけ一人でやってきた。頼まれたときは極力断ることはしなかったつもりだ。そのせいか、いつの間にか一匹狼だと自分で勝手に思っている。一人ではできないことの多さがわかった今は、自分が変わらなければと思う。今は行き先を模索中。